◆ 大会前日(2025/6/21)
港区代表の強豪チーム、本村クラブさんとの練習試合と開会式。
本番を意識した引き締まった空気の中、攻守ともにしっかり最終調整ができました。前日に本気の練習試合を行うことができたこと、本村クラブの皆様には本当に感謝申し上げます。共に一回戦突破できたのは、とても良かったです!
16時からはスリーボンドスタジアム八王子にて開会式へ参加。多くの代表チームが並ぶ中、堂々と入場行進し、選手たちの顔にも「都大会に来た!」という実感が見受けられました。手と足が一緒に動いている人はいなかったかな?
◆ 一回戦(2025/6/22)
試合当日は晴天に恵まれ、気合いも十分!とにかく熱い暑い!熱中症予防のために知恵を絞って対策を考え、お母ちゃんずは裏方で動き続ける・・・本当に感謝です。
初戦は中野区代表の鷺宮スタージョーズさん。全日本東京都予選にも出場した、今勢いがあって注目株のチーム。1年前には大差で負けたお相手です。どれだけ杉九が成長したのかを示す試合でもありました。守備でのエラーも失点に結び付けない仲間たちの声かけと連携!野球脳が発揮された作戦の成功!終始杉九らしい野球を展開。チャンスを逃さず得点し、しっかりリードを守り切りました!
この日は、女子メンバーが同時刻に行われる女子杉並代表の公式戦のため、こちらには出場できず。それでも、朝早くに見送りに来てくれたその姿に、大きな力をもらいました。「次は一緒にこの舞台に立とう」——その思いを胸に、戦い抜いた大きな一勝です!
◆ 二回戦(2025/6/29)
一回戦の勢いを持って、杉九少年野球部は次の挑戦へ!
対戦相手は練馬区代表の旭町野球クラブさん。攻守ともにレベルの高い、手強いチームです。
初回、痛烈なホームランで先制点を許すも、杉九はここから反撃を開始。3回からは“杉九の秘密兵器”とも言える投手が登板し、被安打ゼロのナイスピッチングで流れを引き寄せます。息を吹き返した打線もつながり、見事に逆転!しかし、ドラマはこのままでは終わらない・・・最終回、ツーアウトから追いつかれてタイブレークへ。これまで決して得意とは言えなかったタイブレーク——最高潮の緊張感の中、チーム全体が一つになって戦う姿に、思わず鳥肌が立つほど。最後はピッチャーゴロでしっかりアウトを取り、ゲームセット!アウトの瞬間、グラウンドに広がったのは笑顔と涙。まるでジェットコースターのような試合を、みんなで乗り越えた一戦となりました。
◆ 三回戦(2025/7/6)
対戦相手は目黒区代表の不動パイレーツさん。全国大会常連で今年もすでに全国大会東京都代表を決めている名門チームです。誰もが知る強豪に、杉九は挑戦者として挑みました。スコアは8-4。敗れはしましたが、「レフトには打てない」と言わしめた守備あり、ナイスピッチングあり、ノーエラーの守備。内容では決して引けを取らなかった。この一戦で掴んだ悔しさと自信は、きっと次の成長へとつながる。全国レベルに、最後まであきらめず本気で立ち向かった誇りの一戦でした!
高学年が大舞台に立っている間、杉九グラウンドでは低学年のみんなが一生懸命練習に励んでいました。低学年のみんな、低学年コーチの皆さん、暑い中応援に来てくれた妹や弟たち、お父さんお母さん、選手、指導者・・・それぞれの場所で、それぞれが自分の「今できること」を全力でやってくれました。だからこそ、この都大会は、ただの試合ではなく、みんなで戦った時間でした。
杉並代表として堂々とプレーする高学年の姿は、まさにチームの誇りでした。子どもたちの確かな成長と、仲間との絆の深さを感じ、自然と胸が熱くなりました。
お母ちゃんずは、炎天下の応援でお揃いのくっきり半そで焼け・・・気づけばシミも増えた気がしますが、ここまで連れてきてくれた子どもたちへ、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
ここからまた、チームは次のステージへ!これからの彼らの姿を、私たちは楽しみに見守っていきます。